尼崎寺町翻訳
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  •  大覚寺は、1275年(建治元)に尼崎に来たと伝えられる琳海上人によって再興された月峯山を山号とする寺院です。寺院の敷地は鴨社領長洲御厨から寄進されたもので、現在の大物東本町に開創さたといわれています。その初源はさらに古く、所蔵している「大覚寺縁起」や江戸時代に編纂された「摂陽群談」などによると、605年(推古13)長洲の浦人に霊地剣尾山(兵庫県能勢町)の場所を教えられた百済の高僧日羅上人が、聖徳太子の命により剣尾山に月峯寺を建立されました。浦人たちが遠い山の霊地へお参りに行くのは容易でないため、長洲に剣尾山を遥拝する燈炉堂を建てた。この燈炉堂が大覚寺の始まりと伝えられています。

     1314年(正和3)住民による寺地への侵害事件や、1326年(嘉暦元)燈炉堂の破却事件ののち、長洲の地下人が寺の保全責任を負うようになりました。残された絵図によれば、寺の東側の門前には市庭が設けられ、住民の公共施設としての機能も果たし、宗教だけでなく政治・経済・文化全般にわたって尼崎の重要な位置を占め、大覚寺を中心に都市尼崎が形成されたと言われています。南北朝時代には、南北両朝の将師がそれぞれ大覚寺を本拠地とし、室町時代には、足利2代将軍義詮が半年にわたって在陣するなど城としても利用され、大覚寺城と呼ばれました。1617年(元和3)尼崎藩主戸田氏鉄が尼崎城を築城する際に現在地へ移転し、尼崎藩の安寧豊楽を祈願する御祈祷所としての役割を担ってきました。

     大覚寺文書は、大覚寺に伝わる56点の文書で1313~1589年(正和2~天正17)の中世尼崎を今に伝える資料として貴重なもので、県の指定文化財に指定されています。また、境内には琵琶法師ゆかりの弁財天堂が残っており、2月3日の「節分祭」では、豆まきと常設の能舞台で「大覚寺身振り狂言」が奉納されます。
  • 境内写真 Photo precincts
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    • 境内写真
      弁財天堂
    • 境内写真
      能舞台
    • 境内写真
      大覚寺身振り狂言
    • 境内写真
      大覚寺身振り狂言
    祭事 Festival
    • 1月1日 修正会
    • 2月3日 節分祭
    • 2月11日 紫燈大護摩
    • 3月21日 春彼岸会
    • 4月8日 常楽会
    • 6月1日 歓喜天大祭
    • 6月29日 琵琶法師覚一忌
    • 8月18日 施餓鬼会
    • 9月21日 秋彼岸会
    • 12月20日 すす払い
    アクセス Access
    大覚寺 真言宗 月峯山
    〒660-0867 兵庫県尼崎市寺町9
    参拝時間:AM7:00~PM5:00

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    尼崎寺町七福神めぐり 写真
    写真 尼崎寺町七つの神社・お寺を巡り長寿・開運・招福など、それぞれご利益を願い参拝します。参拝の記念にご購入の色紙に七つの朱印を揃えて、満願色紙としてご家庭などにお飾り下さい

    <朱印の手順>
    寺社には参拝時間内にお巡りください
    朱印は必ず参拝後に各自で行ってください
    朱印は朱印台の専用印をご利用ください
    文化財・資料・文献
    • <指定文化財>
    • ・大覚寺文書
    • ・弁財天堂
    • <引用資料・文献>
    • ・大覚寺
    • ・尼崎市立文化財収蔵庫
    • ・尼崎市立地域研究資料館
    • ・尼崎ボランティアガイドの会
    寺町案内